空間工房

  • コラム

日々の取り組み

 以前、ある経営者の方に、「お客様に、満足を超えて、感動させることを目指しなさい。」と言われたことがある。自信に満ちた話し方は、つい、それが正しいと思い込みそうになったが、その考えは自分には合わないと思い、取り入れなかった。

 それは、感動の押し付けだと思う。

 感動はこちらが与えるものではなく、お客さん自らが感じることだ。

 家の仕上がりに満足してくれて、思いつかなかったところまで素敵になっている!と、想像以上の出来栄えに、はじめて心が動くのだ。

 満足を飛び越えて感動など、無い。

 お客様を感動させるにはどうすればよいか?と考える時点で、すでに押し付ける方法を考えている。そんな策略は、必ず見透かされる。

 満足して頂くために、一生懸命取り組む。ベタな表現だが、それが一番大切なのだ。それを続けることで、もしかすると、感動してくれる、かもしれない。

 日々頑張るのだ。

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富山県中小企業ビヨンドコロナ補助金活用事業(令和4年12月20日作成)