空間工房

  • コラム

耐震診断で住まいの今を「見える化」

 築27年のお宅の耐震診断を行いました。

1)日頃近くを通る鉄道の振動が大きい。

2)風が強い時二階が揺れる感じがする。

3)また大きな地震があっても大丈夫だろうか。

この三つの理由で依頼されました。

 

 間取りと建物の高さを調べ、天井裏を見て柱と筋交い(壁の中の斜めに入っている補強)の有無を調べます。それを元に平面図と立面図を作り、耐震性能と耐風圧性能について計算を行い、現状の耐力について数値化します。

 もし耐力不足であれば程度によりますが、このままにしておくか、耐震リフォームを行うのか、判断できるようになります。耐震リフォームを行う場合は、ポイントを絞って弱い箇所を施工できるので、工事費用を抑えられることにも繋がります。

 依頼されたお宅は、現状を把握できたことでひと安心です。一部耐力が若干弱い箇所がありましたが、今のところそのままにしておくことになりました。

 家の丈夫さが分からないから漠然とした不安がありますが、数値化され、強度が見えるようになれば安心です。

 まずは耐震診断で、我が家の丈夫さを数値化してみませんか?

耐震診断費用(木造) 調査+図面化+計算書

延床面積165m2(約50坪)未満 85.800円(税込)

延床面積165m2(約50坪)以上 93.500円(税込)

昭和56年5月以前に着工したお宅は、富山県から補助が受けられます。

築43年以上経過しているお宅は、「耐震診断 富山」で検索してみてください。

ページトップへ

富山県中小企業ビヨンドコロナ補助金活用事業(令和4年12月20日作成)