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部屋の床が斜めになっていると起こること
部屋の床が斜めになっているお宅を工事して、床を水平にしました。
今までも何軒か同じ事例がありましたが、こちらのお宅が一番斜めでした。2階の6畳間短手方向2.7メートルで4cm下がっていました。ビー玉を転がすまでもなく、部屋に入るとフラつく感じがします。
施主さまは地震で傾いたのではないかと不安になり連絡頂きましたが、調査すると、新築当時からだと判明し、当時の大工さんのミスが原因だと思われますが、築後40年以上経過している今となっては大工さん本人に確認のしようがありません。
一番斜めになっている壁の際はタンスなどが置いてあり、それほど斜めには感じていらっしゃらなかったようですが、床が斜めになっている部屋に暮らしていると、健康障害が出る場合があります。
「人は脳で水平を基準としており、傾いた部屋だと平衡感覚がズレて、めまいや吐き気、頭痛、睡眠障害、食欲不振を起こす可能性があります。」と、GoogleのAI先生も言っています。1/100(1メートルあたり1cmの傾斜)を超えると、健康被害が顕著になるようです。1メートルで1cmは僅かに感じるかもしれませんが、実際、水平なところから入るとフラつくほど斜めになっています。しかし住んでいるうちに慣れてしまい、気づかないうちに健康被害を受けている可能性もありそうです。
気になる方はビー玉などを転がしてチェックしてみても良いでしょう。不安であれば、大工さんや工務店に見てもらうことがオススメです。
安らげるはずの我が家で健康を損なっては本末転倒ですからね。
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