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カテゴリー:気ままにコラム

  • 22/05/31
  • カテゴリー:気ままにコラム

未来の住宅!?

 3Dプリンターで住宅を造れる時代が来た、らしい。
 
 そもそも、3Dプリンターなるモノは15年ほど前に観た映画で初めて知った。スパイ映画だが、顔写真から3Dプリンターで、短時間でターゲットのマスクを作り、本物とすり替わるシーンがあった。その時は、映画だからなぁ。と考えていた。
 
 それが今ではマスクどころか、3DCGシステムがあればなんでもプリントできる。箱型のプリンター内にあるノズル先端から押し出す樹脂を一層ずつ重ねて行くと、データ通りのモノが完成するのだ(難しいことはよくわかっていないのだが・・・)
 
 フィギュアやマスコットなどの趣味のモノを作る家庭用から、工業用では、金属を抽出し、これまでは溶接して作っていた金属パーツを一体モノで作れてしまう。  医療では、移植可能な人工臓器を作る研究が進んでいるようだ。救える人たちが増える。これは早く実現して欲しい。
 
 本題だが、3Dプリンターの家は、工場で、樹脂ではなくコンクリートを抽出し一層ずつ重ねて作った筐体を現地で組み立て、窓やドア、屋根を付ければ完成だ。
 
 現地組み立てが約24時間、工期短縮と人件費削減、資材削減で価格を抑え、ある会社では2023年春販売に向け始動しており、49平米(約15坪)で500万円を目指しているそうだ。
 
 海外ではすでに、低所得者層向けや、賃貸住宅として活用され始めているらしく、世界的にも需要が高まっている。
 
 デザイン的には曲線を活かした近未来的なものだ。抽出して重ねたコンクリートそのままの風合いになる。グレー色の太い縄をぐるぐる巻きにしたような柄といえば解りやすいかも?だが、白などに着色すれば味が出そうだ。
 
 未来を感じたい人には3Dプリンター住宅、一見の価値ありだ。
 
 ※画像は、SUMMOジャーナルさんのサイトより拝借しました。
オランダの3Dプリンター賃貸住宅。

  • 22/04/30
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外壁のヘタり具合と気持ちのヘコみ具合について

 事務所兼用住宅を建てて、気づくと17年経過している。あっという間だ。外壁は、窯業系(ようぎょうけい)サイディング、金属系サイディング、木材の3種類を、デザイン的に張り分けた。
 
 シンプルな白色の窯業系と杉板の柔らかく優しい配色と、アクセントにモスグリーンの金属系を使い、派手にならないようにスッキリとした外観にして、大変満足していた。
 
 しかし最近、ふと、我が家の外壁を見上げて、軽く、いや、かなりヘコんだ。
 
 真っ白かった窯業系はところどころ塗装が剥がれ、つなぎ目のコーキングも亀裂が目立ち、杉板は風雨に晒されグレーっぽくなっている。どちらも甲乙つけがたいほどの傷み具合だ。うん。そう。17年経ってるもんね。
 
 一般的に、窯業系、木質系両方とも10~15年で塗り替えの時期が来ると言われている。建てたときはまだまだ先の事と思っているが、先にも言った通り、あっという間なのだ。我が家クラスになると、もう塗装でキレイになるレベルではなく、残された道は張替えのみ。では、何を張ればよいのだろうか。
 
 ところで、まだモスグリーンの外壁について話していない。金属系サイディングだ。亜鉛引き鋼板にアルミニウムが55%含まれている、ガルバニウム鋼板(ガルバ)というものだ。本郷んちのへたり具合を楽しく読んでいるひとには申し訳ないが、このガルバだけは他の外壁材と等しく風雨に晒されているのが不思議なくらいビクともしていない。損傷ゼロだ。
 
 なので、張替え、というより、外壁リフォームは重ね張りが一般的だが、ガルバにするべきだ。
 
 耐久性がダントツ、そして重量が軽い。窯業系と比べ1/4ほど。とにかく軽い。重ね張りで、家にさらに掛かる重量は軽い方が良い。仮に今、窯業系や木質系を張り、また15年後に再塗装では、手間とコストが掛かり過ぎる。
 
 サイディングの材料と工賃だけでなく足場も組まなければならず、エアコンのダクトや換気扇の外部カバー(ウェザーカバー)の脱着など、見えないところでも費用が嵩むのだ。
  
 ガルバにすれば、その家の立地での違いはあるが、20年以上はノーメンテだ。表面の塗装が劣化しても基盤が傷まない限り、ぼろぼろと剥離することは無い。せっかく外壁をリフォームするなら、後々費用を掛けたくないので、やはりガルバにするべきだろう。
 
 「数年したら外壁直したい。」というお客様にもガルバをおススメしている。
 
 ただ、昨今の社会情勢的に値段は不安定、というより、グングン上がっている。カタログの平米単価がアテにならない。だがこれはガルバに限らず、どんな内外装建材も同じだ。
 
 単価の落ち着き具合と外壁のへたり具合、両方を見ながらタイミングを計っているつもりだが、きっと、計り損なう気がする。
 
 どこかで見切って、思い切るのが一番だろう。

  • 22/03/31
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こどもにみらいを

 「こどもみらい住宅支援事業」という、国土交通省が運営する住宅補助事業がある。
 
 子育て世代や若年夫婦が高い省エネ性能を持つ家を新築、新築分譲住宅を購入する。または住んでいる家のリフォームに対して補助金を出すことで、住宅取得、リフォームの負担を軽減するねらいだ。
 
 新築、新築分譲住宅購入に関しては、先に述べた子育て世代と若年夫婦のみが利用できるが、リフォームは子育て世代ではなくても、自分の家であれば誰でも活用できる。
 
 リフォームに絞ると、窓など開口部の断熱、家全体の断熱改修、耐震改修、エコ設備を設置など、省エネに関するリフォームに対して上限30万円が補助される。また、子育て世代、若年夫婦の場合は、この上限額が45万円までアップする。
 
 工事契約金額が100万円以上や、リフォームする箇所によって補助される金額が細かく設定されており、それらの合計が5万円以上と制約があるので、例えば、トイレを節水型トイレに交換のみ。という場合は条件を満たせないのだ。浴室をユニットバスに入れ替え、窓も何か所か断熱窓に交換する場合は満たせそうだ。部分的というより大規模なリフォームを検討している人向けなのだ。
 
 事業期間は、施工業者との契約を2022年10月31日まで交わし、2023年5月31日までに工事を完了させる流れだ。また施工業者は、予めこどもみらい住宅支援事業に登録していなければならず、申請もその施工業者から事務局に提出することになるので、業者選びにも注意が必要だ。
 
 以前からリフォームのタイミングを計っていた方には、補助金が交付され、少しでも足しになると考えれば、今がその時なのかもしれない。

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